カンボジアの子供達
20年に及ぶ内乱時代は、カンボジアに多くの爪あとを残しました。
国際社会の協力を得て、戦後復興が進んだかのように見えるカンボジアですが、まだまだ多くの問題を抱えています。
カンボジアでは、総人口の約半数が15歳以下の子供たちです。
現在、この子供達の多くが内戦の被害者となっています。
「目に映らない子供達」という言葉を聞いたことがありますか?
内乱時代に住民登録台帳の多くが失われたカンボジアでは、出生登録がなされていない子供が多数存在しており、この出生登録されていない子供たちが「目に映らない子供たち」と呼ばれています。
出生登録されていない子供たちは性的虐待、強制労働、児童買春、不法な兵役などを受けるケースが非常に多く、こういった子供たちを一刻も早く救済する事が必要なのです。
また、カンボジアの子供たちの多くは、教育を受ける事も出来ずにいます。
カンボジアの子供達の就学率は約2割といわれており、卒業する子供となると更にその半分になってしまいます。
近年、かなりの経済成長を遂げてきたカンボジアですが、未だ自国の財源だけでは子供達の教育環境を整備するには至らないのが現状です。
国際社会、NPOなどによって様々な支援がなされていますが、いまだ多くの子供たちが悲惨な現実の中にいるのがカンボジアの現状なのです。